2021年4月17日(土)、オンライン(ZOOM)で講演会「交通犯罪の裁判の現状と問題点」がクルマ社会を問い直す会主催で開催されます。
誰でも参加、視聴可能とのことですので、ぜひ参加されることをおすすめします。
講演会「交通犯罪の裁判の現状と問題点」 概要
クルマ社会を問い直す会の公式の講演会案内が公開されています。
主催団体の公式の案内
演題、主な内容
~明らかな違法運転で人を殺傷しても、刑罰は驚くほど軽いのはなぜ?~
「交通犯罪の裁判の現状と問題点」
主な内容
- 交通犯罪に関する統計と法改正
- 現在の交通犯罪の処罰状況
- 具体的事例における刑罰の適用
- 現行法の問題点
交通事件(事故)の刑罰は厳罰化の方向にあるといわれますが、過失運転致死傷罪における加害者の起訴率は約1割、うち実刑率は5%という低さです。危険運転致死傷罪も適用範囲が極端に狭く、被害者と遺族のこうむる損失、苦しみとの乖離は著しいものがあります。なぜ交通事件の刑は軽いのか、死傷者は本当に減っているのか等、気になる問題点を、交通犯罪に詳しい弁護士に伺います。
講師
青野 渉さん(弁護士)
講師紹介
北海道札幌市在住。2001年に交通死亡事故裁判に関わって以来、多くの交通裁判で被害者支援にとり組まれています。16年におきた旭川飲酒暴走致死事件では、過失運転致死罪から危険運転致死罪への訴因変更を認めさせ、19年の最高裁決定で確定しました。
開催日時
2021年4月17日(土)15:20〜17:20
参加費、参加方法
参加費無料
誰でも視聴可能
参加(視聴)申し込み方法
視聴を希望する場合はメールで申し込んで下さい、とのことです。
申し込みメールアドレス等は主催団体の公式チラシ、公式ウェブページ等に記載されています。
公式チラシ
公式ウェブページ
主催
クルマ社会を問い直す会
参考リンク
会場について
この講演会はZOOMを利用してオンラインで行われるので、自宅からインターネットを利用して参加・視聴できますが、東京に会場が1カ所用意されており、会場で視聴することも可能とのことです。
会場 東京・品川区立総合区民会館「きゅりあん」第4講習室
車社会の問題を考える参考情報
以下は参考情報です。
技術、工学の目的は人の暮らしに役立つ道具を作ることです。
技術は人の暮らしのためにあり、当然ながらカラーマネジメント技術も人の暮らしのためにあります。
ですので、子どもたちが安心して暮らせてこそ、カラーマネジメント技術を利用した甲斐があるというものです。
毎年とてつもない人数の子どもたちが、交通犯罪の被害にあい、命を奪われたり、植物状態にされたりしています。
クルマ社会を考えるための本
誰でも命や健康を奪われずに生きていける社会にするため、クルマ社会に関する本を読んでみることをおすすめします。
「クルマ社会と子どもたち」岩波ブックレット470
クルマ社会の問題の基本を学ぶのに最適な本です。
絶版のようですが古本で手に入ります。
「自動車の社会的費用 改版」岩波新書 青版890
クルマ社会の問題を考えるためのロングセラー本で、書店ですぐ買えます。
「交通死 命はあがなえるか」岩波新書
交通事件を扱った裁判の様子を知ることができる本で、古本で買えます。
交通事故は本当に減っているのか?「20年間で半減した」成果の真相
最近出版された話題の本です。
以上、講演会「交通犯罪の裁判の現状と問題点」のお知らせでした。
参考記事