寝台特急北斗星がなくなってしまったため、札幌から東京へ行くときの交通費は上がり、時間もかかってめっきり不便になりました。
特急と新幹線を使っても、寝台列車がある時代は可能だった金曜日の夜に出発して土曜日の午前中に到着するような旅程は不可能で不便なので、別の経路を考えたくなってきます。
ここでは札幌から東京へ苫小牧-八戸航路のフェリーと普通列車で行く場合の経路をみてみます。
札幌-東京間をフェリーと普通列車で移動すると結構安い
札幌-東京間をフェリーと普通列車で移動すると、季節によっては結構安いです。
以前東京に用事があったとき、私は主に以下のJR切符とフェリーで札幌-東京間を往復しました。
- JR 北海道&東日本パス
- シルバーフェリー 苫小牧-八戸航路
北海道&東日本パスは青春18切符と似たような時期に発売される切符で、JR北海道とJR東日本の普通列車と第三セクターの青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線などの普通列車が乗り放題の切符です。
札幌-東京を苫小牧-八戸航路のフェリーと普通列車で移動する例
札幌-苫小牧 普通列車
札幌-苫小牧を普通列車で移動します。
苫小牧駅-苫小牧西港 北海道中央バスの高速バスで
苫小牧駅-苫小牧西港は道南バスか北海道中央バスが使えます。
私が以前乗った時は以下の時刻のバスを使いました。
- 19:40苫小牧駅前発、19:54苫小牧フェリー着の北海道中央バスの「高速とまこまい号」
私が苫小牧駅前-苫小牧フェリー間を「高速とまこまい号」に乗った時は、高速バスですが普通に整理券を取って料金は現金払いで普通の路線バスのスタイルで乗れて、運賃250円でした。
苫小牧-八戸 シルバーフェリーで
苫小牧-八戸間はシルバーフェリーで移動します。
私が以前乗った時は以下の時刻のフェリーを使いました。
- 21:15苫小牧発、翌日4:45八戸着のシルバーフェリー
シルバーフェリーに乗る場合はインターネットで切符を買っておくと乗船時に乗船名簿等を書く必要がないので便利です。
参考リンク
八戸港-JR本八戸駅 シャトルバス(南部バス)で
八戸港フェリーターミナル-JR本八戸駅間は南部バスのシャトルバスがあります。
私が以前乗った時は以下の時刻のシャトルバスを使いました。
- 5:40八戸港フェリーターミナル発、5:55本八戸駅着のシャトルバス
本八戸駅-上野駅 主に東北本線の普通列車乗り継ぎ
本八戸駅から上野駅までは、JR、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道などの普通列車をひたすら乗り継いでいきます。
私が以前乗った時は、6:13本八戸発の普通列車に乗り、途中予定していた列車が1本運休になったため1本分遅れて、21:50くらいに上野に着きました。
帰り 逆の経路で
帰りは当然ながら行きと逆の経路で帰れます。
以上、札幌から東京へ苫小牧-八戸航路のフェリーと普通列車で行く場合の経路をみてみました。