本日もお越しいただきありがとうございます。

カメラのキタムラ®「フォトブック」注文時 写真のプロファイルはどうするべきか

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています

 カメラのキタムラ®でフォトブックのサービスを利用する人は多いでしょう。

 デジカメの写真はカメラの設定その他の条件で、色々なカラープロファイルが埋め込まれています。また、自分で修正や加工を加えた写真なら、作業方法次第で異なるカラープロファイルが埋め込まれます。

 フォトブックを注文するにあたり、写真の画像データのプロファイルが適切かどうか迷うこともあるでしょう。
 
 ここではカメラのキタムラのフォトブックを注文するとき、写真のデータのプロファイルはどのような状態にするべきかをみてみます。

スポンサーリンク

カメラのキタムラのフォトブックサービス

 カメラのキタムラで色々なフォトブックサービスを行っています。

 写真を自宅のインクジェットプリンターで印刷し、アルバムに整理するのも手間と時間がかかります。
 仕事やその他で多忙な社会人なら、フォトブックを注文するのも良い選択でしょう。

  • フォトプラスブック
  • フォトブックハードカバー
    (しっかりしたハードカバーのフォトブック)
  • PhotoZINE(フォトジン)
    (オンデマンド印刷のような超短納期のサービス)
  • フォトブックリング
    (リングの製本の、短納期のサービス)

など

「カメラのキタムラ」おすすめのフォトブック

カメラのキタムラの動画

カメラのキタムラ フォトブックサービスに注文する画像のプロファイル

フォトブックサービスの説明を見てみる

 フォトブックサービスの説明には、画像のカラープロファイルについてそれほど詳しい説明はありません。

 あまり詳しく説明しても、利用する人が混乱してしまうからだと思われます。

 「よくある質問」などのヘルプのページにの回答で、画像の保存形式やプロファイルについて説明している箇所がありました。
 それによると、注文する画像データは以下のような仕様にすると良いそうです。

  • JPEG、Exif-JPEG(グレースケール・プログレッシブJPEGは除く)
  • カラーモードはRGB(sRGB)
  • 縦横比は、1:0.35~1:2.9
  • サイズは、640×480pixels~7500×7500pixels
  • ファイル名は128文字以内

sRGBプロファイル埋め込みのデータにしておけば問題ないと思われる

 カメラのキタムラのフォトブックサービス等へ注文する場合、写真の画像データはsRGBプロファイル埋め込みの状態にしておけば問題ないでしょう。

デジカメで撮影する場合

 デジカメで写真撮影する場合は、カメラの色空間の設定をAdobeRGB等ではなくsRGBに設定しておきます。
 すると、撮影したJPGデータはsRGBプロファイル埋め込みの状態になります。

 カメラに色空間の設定がない場合は、気にせずにそのまま撮影します。
 色空間の設定欄が存在しないデジカメなら、撮影して保存したJPGデータはsRGB埋め込みの状態になります。

 RAWで撮影した場合は、RAW現像して、JPG書き出し時にsRGB色空間で書き出します。
 するとsRGBプロファイル埋め込みのJPGになります。

デジカメでAdobeRGB色空間で撮影してしまった場合

 カメラの色空間をAdobeRGBに設定して撮影した写真のJPGデータでフォブックを注文したい場合もあるでしょう。

 この場合はsRGBに変換してから注文すると良いかもしれません。

 ただし、プロファイルをsRGBに変換して再保存するような操作をする中で、画像データ内のメタ情報などが変更される場合もあり、あまり変更が加わると注文時に支障が出るおそれがあります。

 sRGBに変換するなら、元データをフォルダごと一旦複製して、複製したフォルダ内の画像データを単純に開き、単純にプロファイル変換作業だけ行なって、単純に上書き保存して閉じる、というような感じにできるだけ単純な作業にするのが良いでしょう。

 sRGBへの変換方法は以下の記事などをご参照ください。

参考記事

AdobeRGBで撮影した写真を、店でプリントするための色の変換方法
デジカメでAdobeRGBのモードを使って撮影した写真を店でプリントすると、くすんだ色でプリントされてしまうことが多いです。  sRGBで撮影すれば解決するとはいえ、念のためより広い色空間であるAdobeRGBで撮影しておきたいという場合も...
AdobeRGBで撮影し店でプリントする方法 Photoshop Elementsで一処理加える
デジカメで撮影するとき、念のためAdobeRGBモードで撮影したいこともあるでしょう。  しかし、AdobeRGBの写真をそのまま店でプリントすると色が変わってしまうことが多いです。  色が変わってしまわないためには、簡単な変換作業をする必...
GIMPを使ってAdobeRGBの写真を店のデジカメプリント用に変換する方法
AdobeRGBの設定でデジカメで写真を撮影し、店にプリントに出したとき、プリント結果がくすんだ色になってしまうケースがよくあります。  ここでは、GIMPを使って、AdobeRGBのデジカメ写真を店でプリントしたときに色がくすまないよう処...
店でデジカメ写真をプリントすると色がくすむ場合、濁る場合の解決方法
デジカメで写真を撮影し、自分できれいに仕上げて、写真のデータを店にプリントに出したとき、プリント結果がくすんだ色になり自分が仕上げた色と明らかに違って困るというケースがよくあります。  ここでは、店でデジカメ写真をプリントしたときに色がくす...

 なお、もしかするとAdobeRGBのJPGで注文しても、店側でsRGBに変換される可能性もありますが、正確なところは店に問い合わせないと分かりません。

スマホの写真を注文する場合

 スマホで撮影した写真の場合は、何も考えずにそのまま注文して問題ないでしょう。

 スマホで撮影した写真の場合、ユーザーが自分でプロファイルを操作するようなケースはほとんどないと思われます。
 プロファイルを操作できるスマホのアプリケーションソフトもめったにないでしょう。

 スマホからパソコンなどの外部のデバイスへ画像データを移動した場合、自動的にsRGBなどへのプロファイル変換が行われたりします。
 この場合もプロファイルは気にせずに注文しておそらく問題ないでしょう。

 フォトブックサービスの会社の方でも、スマホで撮影した写真はユーザーがプロファイルを色々操作するケースはほとんどないという前提で、問題なく画像データを受け付けて処理する段取りをとっている可能性が高いです。

 以上、カメラのキタムラのフォトブックを注文するとき、写真のデータのプロファイルはどのような状態にするべきかをみてみました。

フォトブック作成サービス

「カメラのキタムラ」おすすめのフォトブック

参考記事

AdobeRGBで撮影した写真を、店でプリントするための色の変換方法
デジカメでAdobeRGBのモードを使って撮影した写真を店でプリントすると、くすんだ色でプリントされてしまうことが多いです。  sRGBで撮影すれば解決するとはいえ、念のためより広い色空間であるAdobeRGBで撮影しておきたいという場合も...