札幌市のインカルㇱペ(藻岩山)の麓にある、言語学者の知里真志保の墓碑「知里真志保之墓」と「顕彰の碑」への行き方、交通案内です。
「知里真志保之墓」「顕彰の碑」への行き方
「知里真志保之墓」「顕彰の碑」はインカルㇱペ(藻岩山)のロープウェイ乗り場のすぐ近くの東本願寺の墓地内にあります。
本来「モイワ」はインカルㇱペ(藻岩山)の近くの別の山の名前だそうで、「藻岩山」と呼ばれている山の本来の名前はインカルㇱペだと知りました。
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まず札幌に行く
札幌市以外の場所にいる場合はまず札幌に行きます。
北海道内なら普通列車と特急乗り継ぎ、北海道外なら新幹線と特急の乗り継ぎか、フェリーと新幹線・特急と普通列車の乗り継ぎ、などで札幌に行けます。
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札幌市内の移動 地下鉄とバスで行く方法
地下鉄とバスで行く方法の一例です。
1.地下鉄で「円山公園駅」へ行く
地下鉄で「円山公園駅」へ行きます。
地下鉄は駅事務室で対応を依頼して車椅子で乗れます。
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2.JR北海道バスで「円山公園駅前」→「もいわ山ロープウェイ」
JR北海道バスの「循環円11」という路線バスで、バス停「円山公園駅前」から「もいわ山ロープウェイ」まで移動します。
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JR北海道バスの公式サイトによれば、車イスで利用する場合は前日(10〜17時)までに申し込んでください、とのことでした。
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札幌市内の移動 地下鉄と路面電車で行く場合
地下鉄「大通」「すすきの」「豊水すすきの」のいずれかから市電「西4丁目」「狸小路」「すすきの」のいずれかに乗り継ぐか、
地下鉄「西11丁目」から市電「中央区役所前」に乗り継ぐか、
地下鉄「西18丁目」から市電「西15丁目」に乗り継ぐか、
地下鉄「中島公園」から市電「山鼻9条」に乗り継ぐか、
地下鉄「幌平橋」から市電「静修学園前」に乗り継いで、
市電「ロープウェイ入口」まで移動すると、あとはロープウェイの駅まで徒歩で行けます。
ただし、札幌の路面電車は車椅子で利用するのが困難な狭い停留所もあり、車椅子で乗り降りするのが困難な車両もあり、車椅子でとても利用しにくいです。
札幌市交通事業振興公社の公式サイトには、車いすで利用する際は事前に連絡して頂きたいというような説明が書いてありました。
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ロープウェイの駅への曲がり角が急坂
路面電車の停留所から歩いてロープウェイの駅まで行くとき、太い通りから左に曲がってロープウェイの駅へ進みます。
この左への曲がり角の部分がとてつもない急坂で、歩道は車道以上に急勾配になっており、足の丈夫な人が歩いて進むなら問題ありませんが、普通の車椅子等で自力で登るのは困難かもしれません。
車椅子であれ乳母車であれ、何人かで後ろから押せば登れると思われます。
東本願寺の墓地内の「知里真志保之墓」「顕彰の碑」まで歩いて進む
ロープウェイの駅から数十メートル歩くいて進むと東本願寺の墓地があります。
山の斜面にお墓が並んでおり、山に向かって中央よりも左側の、かなり上の方に「知里真志保之墓」「顕彰の碑」があります。
車椅子等で墓碑、顕彰の碑まで行くことが困難
この東本願寺の墓地は山の斜面にお墓が並んでおり、階段を登って各お墓へ行く必要があります。
そのため、普通の車椅子等で「知里真志保之墓」「顕彰の碑」まで行くのが困難です。
「知里真志保之墓」「顕彰の碑」
「知里真志保之墓」の区画は特別大きいわけではなく、周囲の一般的なお墓と同じサイズの1区画です。
「知里真志保之墓」の区画内には松の木が植えられており、これが目印になります。
「知里真志保之墓」の隣に「顕彰の碑」が建てられています。
私が行った際は碑の文章の一部がツタの葉で隠れていました。
「知里真志保之墓」の裏面には「銀のしずく 降れ降れまわりに 金のしずく 降れ降れまわりに カムイユーカラ より」と書いてあります。
「知里真志保之墓」の「顕彰の碑」の文章などは以下の本に載っています。
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