カラーマネジメントシステムでは、デバイスインディペンデントカラーで色を受け渡しします。
そう言われても、デバイスインディペンデントカラーとデバイスディペンデントカラーの違いが分かりにくいかもしれません。
ここでは、デバイスインディペンデントカラーとデバイスディペンデントカラーの違いの雰囲気を、ごく簡単にご説明します。
「色」だと分かりにくいので、「大きさ」に例えてみる
デバイスディペンデントカラー「RGB」「CMYK」 大きさ「手のひらサイズ」
機器に依存する色であるデバイスディペンデントカラーの「RGB」は、同じRGB値でもディスプレイが変われば色も変わります。
機器に依存する色であるデバイスディペンデントカラーの「CMYK」は、同じCMYK値でもプリンターが変われば色も変わります。
人の手の大きさに依存する表現の「手のひらサイズ」は、同じ「手のひらサイズ」でも人が変われば大きさも変わります。
手が大きい人も小さい人もいるためです。
デバイスインディペンデントカラー「L*a*b*」 大きさ「10cm×15cm」
機器に依存しない色であるデバイスインディペンデントカラーの「L*a*b*」は、ディスプレイが変わっても表示されている色が同じL*a*b*値であれば、同じ色です。
機器に依存しない色であるデバイスインディペンデントカラーの「L*a*b*」は、プリンターが変わっても出力結果の色が同じL*a*b*値であれば、同じ色です。
人の手の大きさに依存しない表現である「cm」は、同じ「10cm×15cm」なら人が変わっても同じ大きさです。
以上、デバイスインディペンデントカラーとデバイスディペンデントカラーの違いの雰囲気を、ごく簡単にご説明しました。
参考記事