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札幌、小樽、新千歳空港などから積丹半島の神威岬への行き方

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神威岬

 以前は北海道中央バスの「高速しゃこたん号」などで神威岬に行けたのですが、積丹町の美国から先の神威岬までの区間が廃止になってしまいました。

 子どもの頃は時代が進めば暮らしが多少は便利になっていくのだろうと思っていたものですが、日本の現実は地域の公共交通機関が次々に崩壊して無くなり不便になっていっており、めっきり暮らしにくい社会になってしまいました。
 日本は主権在民の社会なので主権者である私たちが社会を作っているので、日本の主権者である私の、気候変動対策や歩行中の子ども達などの交通死傷被害防止のためにマイカー依存社会ではなく公共交通を充実させた社会を作る努力が足りていないことの結果でもあります。

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神威岬へ公共交通機関で行く方法

 新千歳空港や札幌や小樽や小樽フェリーターミナルから、JRの快速列車や北海道中央バスの高速バス「高速いわない号」や路線バス「神恵内線」などを乗り継いで神威岬へ、一応行けます。

 ただし、バス停「神威岬」を出発するバスは一日に1本くらいしかなく、少なすぎて神威岬まで往復するのが困難で、遠くから神威岬へ行く人がこの路線を利用するのは困難です。

 現在は「積丹町生活交通バス」が運行されており、このバスを使うとバスで神威岬へ行けるかもしれません。
 定時運行の便が少しありますが、ほとんどの便は予約運行となっており前日までの予約が必要らしいです。

参考リンク

https://otaru.gr.jp/tourist/shokotan-iki-bus
『積丹町生活交通バス』の運行について - 積丹町役場

札幌-神威岬など の定期観光バスはある

 神威岬まで行ける普通のバス路線は廃止になってしまいましたが、札幌発で積丹半島の島武意海岸や神威岬をめぐる北海道中央バスの定期観光バスはあります。
(運行期間は2024年5月9日~9月30日とバス会社の公式サイトに書いてありました)

参考リンク

北海道中央バス株式会社 CHUO BUS

以前の情報

 2023年以前の「高速しゃこたん号」が神威岬へ行っていた時代は以下のような方法でバスで行けました。

昔の情報

北海道中央バス「高速しゃこたん号」で神威岬まで行ける

 北海道中央バスの「高速しゃこたん号」で札幌から神威岬まで行けます。

 美国~神威岬の区間は運行期間が限られているようなので、自分が行く季節に運行しているかどうか中央バスの公式サイトで確認が必要です。

※以下の路線図は私が自分用に大雑把に作ったものです。正確な情報は交通機関の公式情報をご覧ください。

参考リンク

小樽までJRで、小樽からは中央バスの路線バスで神威岬へ行ける

 小樽駅前から北海道中央バス「積丹線<余市駅前・美国経由> 神威岬行き」という路線バスが出ています。
 そこで、JRで小樽駅まで行って、小樽から北海道中央バス「積丹線<余市駅前・美国経由> 神威岬行き」に乗って神威岬へ行けます。

 ただし秋から春まで神威岬までの区間は運休になるようなので、運行期間の確認が必要です。

新千歳空港から、JRとバスで神威岬へ行ける

 新千歳空港から神威岬へ行くとしたら、JR新千歳空港駅から快速や普通列車で小樽駅まで行って、あとは上記の経路で小樽駅前からバスで神威岬へ行けます。

 ただし秋から春まで神威岬までの区間は運休になるようなので、運行期間の確認が必要です。

小樽フェリーターミナルから、バスで神威岬へ行ける

 小樽フェリーターミナルから神威岬へ行くとしたら、フェリーターミナルから連絡バスで小樽駅へ行き、小樽駅前から上記の経路でバスで神威岬へ行けます。

 ただし秋から春まで神威岬までの区間は運休になるようなので、運行期間の確認が必要です。

 フェリーターミナルから小樽駅までの連絡バスについては事前に新日本海フェリーに問い合わせておいた方が良いでしょう。

参考リンク

小樽フェリーターミナル - 新日本海フェリー|舞鶴・敦賀・新潟・秋田と北海道を結ぶフェリー航路。
小樽フェリーターミナル - 新日本海フェリー|舞鶴・敦賀・新潟・秋田と北海道を結ぶフェリー航路。

北海道の情報

403 Forbidden
【論文】JR北海道の路線廃止と地域対応 ―鉄路は地域発展に不可欠―(小田 清)
国鉄の分割・民営化から31年。見通しの誤りからJR北海道は経営危機に陥りました。その結果、鉄路の半分を経営分離しようとしています。JR北海道や道庁、国、地域住民の取り組みを紹介します。

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〈──先住権について学ぶことは 日本人としての立ち位置を理解すること
 近代とともに明治政府は蝦夷島を北海道と名称変更して大量の和人を送り込みました。支配を確立した政府はそれまでアイヌが自由に行ってきたサケの捕獲を一方的に禁止し、サケを奪われたアイヌは塗炭の苦しみを経験しなければなりませんでした。ラポロアイヌネイションは、近代日本の植民地政策によって奪われた浦幌十勝川河口でのサケの捕獲権を、先住権の行使として回復したいと主張して裁判を始めたのです。
 アイヌの自覚的な先住権を求めるたたかいはこうして始まりました。北海道が明治政府の支配による入植植民地であり、アイヌの人々への抑圧と収奪によって成り立ってきたことを、植民者である和人はなかなか自覚できないできました。アイヌ先住権を学び、応援することで、和人は自分たちの立ち位置をようやく理解する入口に差し掛かったのです。 [刊行にあたって──北大開示文書研究会 共同代表 殿平善彦]〉

「北海道の鉄路は全路線の半分に当たる10路線が維持困難として廃線の危機に直面している。国鉄の「分割・民営化」から30年、JR各社では不採算路線の廃止などで、全国的な鉄道網の分断が進行している。鉄道は安全性、定時性、高速性で高く評価され、地域社会の発展に不可欠であるのに、政府の自動車・航空偏重政策の前に危機を迎えている。  本書は、JR北海道の危機的状況にたいして、新自由主義による従来の「分割・民営化」路線の破綻を総括し、「持続可能な社会」の考え方を基本に、鉄道路線の存続・再生、地域経済・社会の再生の道を提起する。」

北の地から日本の歴史を見つめ直す視点で、専門家6人がまとめた北海道史の概説書。高校生以上の読者が理解できるように内容を精選した。2006年刊行の下巻に次ぐ労作。上巻ではアイヌ民族に関する詳述を含め、旧石器時代から箱館開港までを解説した。(出版社による紹介文)

ヒグマの生態の解説の他に、ヒグマと人間社会の関わりについての内容が豊富で、ヒグマと人間の共存のための具体的な方法や北海道における過去の人身事故の事例、猟師や行政機関の職員と事故現場を視察したりヒグマの棲息地を調査したりした様子等々が詳しく多数書かれています。後半ではアイヌ民族とヒグマの関わり方などについても詳しく書かれています。
「行動から人身事故事例まで半世紀の研究成果を集大成 あらゆる動物の行動には必ず目的と理由がある。ヒグマ の生態を正しく知るには、ヒグマ に関するあらゆる事象、生活状態を繰り返し検証することである。ヒグマの実像を知ることができれば、人間とヒグマのトラブルを避ける方策も見出せるし、ヒグマを極力殺さず共存していけると考えられる--」