北海道で働いていて疲れたら、散歩がてら室蘭市の測量山へ歩いて行ってくつろぐのも良いでしょう。
室蘭市の測量山への交通案内
室蘭市の測量山へ行く場合、JR室蘭駅から歩いて行くと手頃です。
ですので、とりあえず室蘭駅に行きましょう。
札幌から室蘭にJRで行く場合
JR札幌駅から室蘭駅に行く場合をみてみます。
以前は札幌から東室蘭までSきっぷで行けましたが札幌-東室蘭のSきっぷが廃止になり、その後は乗車券往復割引きっぷ(札幌-東室蘭〜室蘭)とすずらんオプション特急券で行けましたがこれも廃止になってしまいました。
旧情報 今では廃止になってしまったきっぷを利用するプラン
乗車券往復割引きっぷ(札幌-東室蘭〜室蘭)と、すずらんオプション特急券を買って、特急すずらんで行く方法がおすすめです。
- 乗車券往復割引きっぷ(札幌-東室蘭〜室蘭)
- すずらんオプション特急券
これら2種類の切符を買えば特急すずらんで往復可能。
土日なら、一日散歩きっぷを買って普通列車で往復することもできます。
参考リンク
室蘭駅から測量山へ歩いて行く道
室蘭駅から測量山へ歩いて行く道は二通りほどあります。
最短距離の道
下図の経路で行くと距離は短いです。
ただし、坂はかなり急で、また道は普通の住宅地の道であるため、分かりにくいです。
所要時間はおよそ30分くらいです。
距離は長いが案内看板がある道
下図の経路で行くと距離は長いですが、測量山までの案内看板があちこちに出ているため、道は分りやすいです。
ただし、歩道がなく、車のことしか考えていない道でかなり危険です。
所要時間およそ50分くらいです。
室蘭市の測量山の様子
室蘭市の測量山の様子です。
測量山の展望台から室蘭駅、市役所などの方向を見てみます。
目で見たままの景色を写したければ見えている範囲をそのまま撮影
作品としての写真を作るなら、撮影の教則本などを参考に構図その他色々なことをよく考えて撮る必要があるでしょう。
一方、旅行などに出かけて自分の思い出のために写真を撮る時なら、芸術性は気にせずとにかく現地で目で見たままの風景を写真に撮っておきたいと思うことも多いです。
その場合、単純に目で見ている方向にカメラを向け、目で見えている範囲がカメラに収まるように単純に撮影すると良いでしょう。その結果写真の教則本では下手な写真の例として紹介されているような写真になることも多いでしょうが、現地で見た風景に近い状態の写真になるので旅の思い出を振り返るにはよい写真になります。
函館の方向を見てみます。
白鳥大橋の方向を見てみます。
帰り道
測量山から室蘭駅までの帰り道
もし薄暗くなったとしても、最短距離の道で帰ればすぐ住宅地に出られますので、それほど危険ではありません。
距離は長いけれども案内看板がある道の方で帰ると、住宅地に出るまで結構距離があるので薄暗くなってからは危険です。
列車内で食べるものなどを買う
室蘭駅周辺で列車内で食べる食料を買うなどして、列車で帰ります。
現在、プラスチックによる海洋汚染が国際的に大問題になっています。そこで、店で食料を買うときはレジ袋をもらわないようにすると良いでしょう。
おにぎりと飲み物くらいなら、買ってすぐリュックに入れれば不便はありません。
ゴミ袋が欲しい場合は、昔もらったレジ袋をゴミ袋として家から持ってくると良いでしょう。
列車内でレジ袋にゴミを入れて、家に帰ったらゴミだけをゴミ箱に捨てれば、次回の外出時にまたそのレジ袋をゴミ袋として使えます。こうするとレジ袋も使わず、かつゴミ袋が欲しい問題も解決します。
参考リンク
列車の待ち時間 書店に行ったりフェリーターミナルまで散歩
列車の待ち時間は書店に行ったり駅周辺を散歩するのも良いでしょう。
すぐ近くのスーパーアークスの建物には書店も入っています。
また、フェリーターミナルも近いので入江運動公園を通ってフェリーターミナルあたりまで散歩するのも良いでしょう。
室蘭-八戸航路は2022年2月1日で休止になってしまい、室蘭のフェリーターミナルも閉まっていましたが、現在は室蘭-青森航路が運行されています。
参考リンク
帰りの列車
列車に乗って帰りましょう。
札幌へ帰るなら、特急すずらんが室蘭駅から出発します。室蘭-東室蘭間は普通列車として運行され、東室蘭-札幌間は特急になります。
室蘭市の測量山へ行くときの注意点
測量山は市街地から近いですが、緑深い場所です。
クマゲラなどの鳥も住んでおり、リスやキツネなどの生き物も大勢住んでいます。
ゴミを捨てるなどしてそういった生き物たちに迷惑をかけないよう十分注意しましょう。
以上、室蘭市の測量山への行き方でした。
参考記事
北海道に関する情報
〈──先住権について学ぶことは 日本人としての立ち位置を理解すること
近代とともに明治政府は蝦夷島を北海道と名称変更して大量の和人を送り込みました。支配を確立した政府はそれまでアイヌが自由に行ってきたサケの捕獲を一方的に禁止し、サケを奪われたアイヌは塗炭の苦しみを経験しなければなりませんでした。ラポロアイヌネイションは、近代日本の植民地政策によって奪われた浦幌十勝川河口でのサケの捕獲権を、先住権の行使として回復したいと主張して裁判を始めたのです。
アイヌの自覚的な先住権を求めるたたかいはこうして始まりました。北海道が明治政府の支配による入植植民地であり、アイヌの人々への抑圧と収奪によって成り立ってきたことを、植民者である和人はなかなか自覚できないできました。アイヌ先住権を学び、応援することで、和人は自分たちの立ち位置をようやく理解する入口に差し掛かったのです。
[刊行にあたって──北大開示文書研究会 共同代表 殿平善彦]〉
北の地から日本の歴史を見つめ直す視点で、専門家6人がまとめた北海道史の概説書。高校生以上の読者が理解できるように内容を精選した。2006年刊行の下巻に次ぐ労作。上巻ではアイヌ民族に関する詳述を含め、旧石器時代から箱館開港までを解説した。(出版社による紹介文)
「北海道の鉄路は全路線の半分に当たる10路線が維持困難として廃線の危機に直面している。国鉄の「分割・民営化」から30年、JR各社では不採算路線の廃止などで、全国的な鉄道網の分断が進行している。鉄道は安全性、定時性、高速性で高く評価され、地域社会の発展に不可欠であるのに、政府の自動車・航空偏重政策の前に危機を迎えている。 本書は、JR北海道の危機的状況にたいして、新自由主義による従来の「分割・民営化」路線の破綻を総括し、「持続可能な社会」の考え方を基本に、鉄道路線の存続・再生、地域経済・社会の再生の道を提起する。」
ヒグマの生態の解説の他に、ヒグマと人間社会の関わりについての内容が豊富で、ヒグマと人間の共存のための具体的な方法や北海道における過去の人身事故の事例、猟師や行政機関の職員と事故現場を視察したりヒグマの棲息地を調査したりした様子等々が詳しく多数書かれています。後半ではアイヌ民族とヒグマの関わり方などについても詳しく書かれています。
「行動から人身事故事例まで半世紀の研究成果を集大成 あらゆる動物の行動には必ず目的と理由がある。ヒグマ の生態を正しく知るには、ヒグマ に関するあらゆる事象、生活状態を繰り返し検証することである。ヒグマの実像を知ることができれば、人間とヒグマのトラブルを避ける方策も見出せるし、ヒグマを極力殺さず共存していけると考えられる--」