北海道で働いていて仕事に疲れたら、南千歳駅から新千歳空港まで散歩がてら歩いて疲れを癒してみましょう。
新千歳空港まで散歩がてら歩くときの交通案内
JR南千歳駅から新千歳空港まで歩くと距離が手頃
JR南千歳駅から新千歳空港まで歩くと、散歩に手頃な距離です。
そこで、とりあえずJR南千歳駅まで行きましょう。
交通案内
JR南千歳駅にはJRで簡単に行けます。
JRで札幌から南千歳まで
- 所要時間
- 快速エアポートで33分くらい。普通列車で48分くらい。
- 運賃
- 1,150円くらい。
- 運行間隔
- 快速は日中15分に一本以上。その他普通列車もあるため、時刻表を気にしなくてもすぐ乗れます。
南千歳駅から新千歳空港まで散歩がてら歩く
南千歳駅に到着したら、新千歳空港まで散歩がてら歩きましょう。
所要時間はおよそ50分程度です。
歩くのが早ければ30分台でも着けるかもしれません。
経路
南千歳駅から新千歳空港までの道の様子
駅から歩行者用の道で国道36号線を渡ります。
国道36号線を渡る橋は降り口が階段になっており、スロープがありません。
国道36号線を歩いていきます。
歩行者用の橋を歩いていきます。
階段ではなくスロープになっています。
さらに歩行者用の橋を歩いていきます。
飛行機が頻繁に飛んでいきます。
歩行者用の橋から新千歳空港の方を見てみます。
さらに歩行者用の橋を歩いていきます。
引き続き飛行機が頻繁に飛んでいきます。
左にはJR千歳線が通っています。
列車と飛行機が頻繁に通ります。
国道36号線から分かれて新千歳空港へ向かう道路が見えます。
2月頃は積雪量が多く歩道は雪に埋まっています。
国道36号線の歩行者用の橋が終わります。
除雪されているのはここまで
国道36号線の歩道は除雪されています。
一方、国道36号線をそれて新千歳空港に続く道の歩道は除雪されていませんでした。
そのため、1月に入って積雪量が増えてくるとスパッツを履いて雪をかき分けないと進めません。実質、歩いては行けないと思って良いでしょう。
下の写真を撮影した時は12月初旬頃でまだ積雪が少ないため、歩けました。
新千歳空港へ続く道に入っていきます。
新千歳空港へ続く道をさらに進みます。
空港と駐車場を往復するバスなどが頻繁に通ります。
歩いて新千歳空港に行くケースはとても少なく、歩道に人はほとんどいません。
トンネルが見えてきます。
トンネルを通ります。
トンネルの中を進みます。
トンネルを出ると新千歳空港に到着です。
目の前に国際線のビルが見えます。
新千歳空港で過ごして帰る
新千歳空港でくつろいで、その後帰ります。
展望デッキで飛行機を見るのも良い
展望デッキで飛行機を見るのも良いでしょう。
ただし、残念ながら冬は閉鎖されているようです。
私が3月に行った時は閉鎖中でしたが、4月1日に行った時は開いていました。
新千歳空港温泉は値上がりした
新千歳空港内に新千歳空港温泉という入浴施設があります。
以前は回数券があり、回数券を買えば1回あたり1,000円前後で入浴できたのですが、その後回数券が廃止になり、さらにその後入浴料金が大幅に値上がりしてしまい、私にとっては高すぎて利用できなくなってしまいました。
帰りはJR新千歳空港駅から
帰りも歩きでは疲れるので、空港の地下にあるJR新千歳空港駅からJR列車を利用すると良いでしょう。
南千歳駅から新千歳空港まで歩くときの注意点
新千歳空港は市街地からそれなりに離れており、周辺にはクマたちも住んでいます。
そのため、クマと逢わないように注意しましょう。
人間とクマが共存していくためには、人間の方ができるだけクマの生活エリアに近づかず、またゴミを放置するなどしてクマをおびき寄せるような行為を避けて、できる限りクマと顔を合わさないように努力する必要があります。
クマと平和に共存してくためにも、クマとの遭遇を避けるよう常に気を付けましょう。
ヒグマとの共存の方法は以下の本に書いてあります。
ヒグマの生態の解説の他に、ヒグマと人間社会の関わりについての内容が豊富で、ヒグマと人間の共存のための具体的な方法や北海道における過去の人身事故の事例、猟師や行政機関の職員と事故現場を視察したりヒグマの棲息地を調査したりした様子等々が詳しく多数書かれています。後半ではアイヌ民族とヒグマの関わり方などについても詳しく書かれています。
「行動から人身事故事例まで半世紀の研究成果を集大成 あらゆる動物の行動には必ず目的と理由がある。ヒグマ の生態を正しく知るには、ヒグマ に関するあらゆる事象、生活状態を繰り返し検証することである。ヒグマの実像を知ることができれば、人間とヒグマのトラブルを避ける方策も見出せるし、ヒグマを極力殺さず共存していけると考えられる--」
以上、冬に新千歳空港まで散歩がてら歩く場合の様子を見てみました。
参考記事
北海道に関する情報
〈──先住権について学ぶことは 日本人としての立ち位置を理解すること
近代とともに明治政府は蝦夷島を北海道と名称変更して大量の和人を送り込みました。支配を確立した政府はそれまでアイヌが自由に行ってきたサケの捕獲を一方的に禁止し、サケを奪われたアイヌは塗炭の苦しみを経験しなければなりませんでした。ラポロアイヌネイションは、近代日本の植民地政策によって奪われた浦幌十勝川河口でのサケの捕獲権を、先住権の行使として回復したいと主張して裁判を始めたのです。
アイヌの自覚的な先住権を求めるたたかいはこうして始まりました。北海道が明治政府の支配による入植植民地であり、アイヌの人々への抑圧と収奪によって成り立ってきたことを、植民者である和人はなかなか自覚できないできました。アイヌ先住権を学び、応援することで、和人は自分たちの立ち位置をようやく理解する入口に差し掛かったのです。
[刊行にあたって──北大開示文書研究会 共同代表 殿平善彦]〉
北の地から日本の歴史を見つめ直す視点で、専門家6人がまとめた北海道史の概説書。高校生以上の読者が理解できるように内容を精選した。2006年刊行の下巻に次ぐ労作。上巻ではアイヌ民族に関する詳述を含め、旧石器時代から箱館開港までを解説した。(出版社による紹介文)
「北海道の鉄路は全路線の半分に当たる10路線が維持困難として廃線の危機に直面している。国鉄の「分割・民営化」から30年、JR各社では不採算路線の廃止などで、全国的な鉄道網の分断が進行している。鉄道は安全性、定時性、高速性で高く評価され、地域社会の発展に不可欠であるのに、政府の自動車・航空偏重政策の前に危機を迎えている。 本書は、JR北海道の危機的状況にたいして、新自由主義による従来の「分割・民営化」路線の破綻を総括し、「持続可能な社会」の考え方を基本に、鉄道路線の存続・再生、地域経済・社会の再生の道を提起する。」