インクジェットプリンターを使っているとすぐ不要な等間隔の線が入ったりします。
不要な線が入ったりせずに正常に印刷する方法をみてみます。
インクジェットプリンターは単純に使うと線が入る
インクジェットプリンターは小さなノズルからインクを出して印刷します。
ノズルは小さいのでちょっとしたことで詰まります。
詰まるとインクが出なくなり、不要な線が入ったりして正常に印刷できなくなります。
ノズルが詰まるのは避けがたく仕方ないので、インクジェットプリンターにはノズルの詰まりに対処する仕組みが備わっています。
ノズルの詰まりに対処する仕組みをきちんと使えば、不要な線が入ったりせずにきれいに印刷できます。
インクジェットプリンターで不要な線が入らず正常に印刷する手順の例
1.ノズルのチェックをする
プリンターの電源を入れて、本番の印刷をする前に、必ずインクジェットプリンターのノズルチェック機能でノズルの詰まりのチェックをします。
ノズルチェックでは、たいていの場合A4の普通紙にチェック用の格子模様のようなものを印刷します。
格子模様は用紙の上端の方の狭い範囲に印刷される場合が多いです。
そこで、チェックが終わったらその用紙を引き出しの中に保管しておいて、次回はその用紙の下端の方を使ってチェックし、そのまた次回は用紙の裏面を使ってチェックし、そのまた次回は裏面の下端の方を使ってチェックするようにすると用紙を節約できます。
ノズルが詰まっていなければ印刷作業を進めます。
ちょっとでもノズルが詰まっていたら、プリントヘッドのクリーニングに進みます。
2.プリントヘッドのクリーニング
ノズルチェックの結果少しでもノズルの詰まりがあったら、必ずプリントヘッドのクリーニングをします。
家庭用のプリンターならインクがもったいないのでプリントヘッドのクリーニングは省略したい気持ちになります。
しかしちょっとでもノズルの詰まりがあれば必ずヘッドのクリーニングをするようにします。そうすることでいつまでも正常に印刷できる状態が維持され、プリンターが長持ちします。
プリントヘッドのクリーニングはプリンターの説明書通りに操作します。
以上のことをマメに行うかどうかが要
プリンターで不要な線が入ったりせずに正常にきれいに印刷するためにすることは基本的に以上の内容です。
家庭のプリンターの場合はあまりコストや手間をかけたくないため、ノズルチェックやプリントヘッドのクリーニングは省略しがちでしょう。
その結果線がたくさん入るようになったり、印刷結果の色がおかしくなったりしてきます。
少しでもノズルが詰まる度にヘッドのクリーニングをすると正常に印刷できる状態を維持できますが、線もたくさん入り色もおかしくなるほどの状態になってからヘッドのクリーニングをしてもあまり良い状態にまで戻らず、プリンターが長持ちしないおそれがあります。