レンタルオフィスやコワーキングスペースでパソコン作業をする人は多いでしょう。
仕事によっては、PCモニターで文字情報などを見る以外に、色をある程度正確に見る必要がある場合もあるでしょう。
レンタルオフィスやコワーキングスペースでPC作業をするにあたり、照明で気を付ける点を考えてみます。
モニター表示をある程度正確に見るなら、白い照明が良い
かなり色にシビアな仕事をしているなら、仕事場の照明は色評価照明などの高演色照明を使う必要があります。
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しかし、そこまでシビアではなく、ある程度正確にモニター表示を見られれば良いなら、普通の白い照明が良いでしょう。
照明器具の仕様で、昼光色、昼白色、などと書いてあれば一般的な白い照明です。
また、仕様に色温度5000K〜6700Kくらいの数値が書いてあれば、一般的な白い照明です。
あるいは、照明の光の見た目がある程度白くて自然な色に見えれば、一般的な白い照明でしょう。
一般的な白い照明ならモニター表示はある程度正確に見える
一般的な透過型液晶ディスプレイは、ディスプレイ自体が発している光をみるので、環境光の影響はそれほどシビアではありません。
高演色照明とまでいかなくても、ある程度自然な色をした一般的な白い照明の部屋であれば、PCモニターの表示はある程度正確に見えます。
電球色の照明はモニター表示が見にくい
電球色の照明もよくあります。
電球色の照明はかなりオレンジっぽい色をしているため、私の経験上、電球色の照明の部屋でPCモニターの表示を見ると正確な色が見にくいです。
そこで、PCモニターに表示された色をある程度正確に見たい場合は電球色の照明は避けたほうが良いでしょう。
一般的な白い照明のレンタルオフィス、コワーキングスペースを利用すると良い
レンタルオフィスやコワーキングスペースを利用する場合、高演色照明が付いているようなところは少ないでしょう。
それでも、PCモニターの表示色をある程度正確に見る必要がある仕事をするなら、電球色の照明ではなく一般的な白い照明の場所を利用すると良いでしょう。
見学に行って見た目で判断するのが無難
レンタルオフィスやコワーキングスペースで、ウェブサイトやパンフレットで照明の仕様を説明しているようなところはあまりないようです。
また、高演色性の照明を使用しているレンタルオフィスや小ワーキングスペースはおそらくあまりないでしょう。
そこで、見学に行ったときに照明を見てみて、普通の白い照明でなおかつ自然な色に見えるかどうかをチェックすると良いでしょう。
見た感じで自然な白い照明だと感じれば、モニターの表示色もある程度正確に見えるでしょう。
以上、レンタルオフィスやコワーキングスペースでPC作業をするにあたり、照明で気を付ける点を考えてみました。
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