写真などのスキャニングを行うとき、原稿の寸法や画像データの用途、使用サイズなどをもとに適切なスキャン解像度を決めます。
以下は原稿の寸法と画像データの用途、使用サイズなどを入力してスキャン解像度の目安を計算する計算機です。
※ちょっとした作業の目安にできますが、失敗が許されないような重要な作業の場合は画像編集ソフトなどを使って確認して下さい。
「原稿の寸法」「使用サイズ」「必要な解像度」からスキャン解像度を求める計算機
端数は四捨五入などして問題ない
単純に計算すると、スキャン解像度が小数点以下の数字もある中途半端な数値になることもあります。
そのような場合は、小数点以下は四捨五入するなどして問題ありません。
スキャナーソフトがスキャン解像度を自動計算してくれる場合もある
スキャナーソフトの使い方によっては、スキャン解像度はソフトが自動で計算してくれる場合もあります。
例えばインクジェットプリンターで印刷する用途で銀塩プリントした写真をスキャンするなら、スキャナーソフトの解像度の設定欄はインクジェットプリンター出力に最適な解像度の一例として300dpiくらいに設定しておき、拡大率の設定欄で例えば200%などに設定すると、スキャナーソフトが自動で計算してスキャン解像度600dpiでスキャニングが行われ、解像度は300ppiでサイズは原稿の2倍のサイズの画像データが完成します。
参考記事
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